SENIOR先輩社員紹介

「何もない」ことが成果。
お菓子の安心・安全の「最後の砦」。

品質保証部 検査室
役職:リーダー
2014年入社

大学では物理化学を専攻。測定器をつかった成分分析、検査などの経験が活かしたいと考え身近な食品業界にしぼって就職活動。三重出身で大学卒業後はUターン就職を考えていたため正和製菓へ。入社から現在まで品質保証を担当。

1日40~50個の
お菓子を検査

各工場でつくられるお菓子の「安心・安全」を守ることが品質保証部のミッション。私はそのなかで主に検査を担当しています。具体的には、2人のメンバーとともに1日あたり40~50個のお菓子をピックアップし、見た目はもちろん、機械をつかって製品に含まれる水分や微生物、パッケージのシール強度などを検査。焼き菓子であれば欠けていたり、飲料であればストローが付いていなかったりと製品ごとに不良は異なりますが、いずれも見落とせばクレームや事故につながってしまうため細心の注意が必要です。1年目は不安でしたが、2年目以降はすぐに異変に気づけるようになりました。「初回生産時は不良が出やすい」など傾向を見極めることも重要です。

不良を出さない
「環境づくり」も

不良を見つけることは大切です。しかし、それ以上に大切なのは「不良を出さない」こと。そのための環境づくりも品質保証部の役割です。私たちが見ているのは製品だけではなく、そこで働く人や環境も。1日2回、自分の担当する工場を見回りし、服装の乱れがないか整理整頓はされているかなどを項目ごとにチェックしています。守られていない場合は、直接声をかける、掲示物をつくって促すなど工夫をしながら、より良い環境をつくっていきます。定期的に実施されるメーカーの監査にも立ち会い、工場や更衣室のチェック、提出書類の作成なども行います。仕事は多岐にわたりますが、いずれも「安心・安全」のためには必要なこと。「何もない」ことが私たちの何よりの成果です。

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