BUSINESS3分でわかる正和製菓

そもそも
OEM(オーイーエム)ってなに?

「他社ブランドの製品を製造する」こと。

OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略で、一言でいえば「他社ブランドの製品を製造すること」。委託する側にとってはコストや在庫リスクの削減につながるほか、受託する側にとっては技術力や生産量のアップにつながるため、最近では食品業界だけでなく、自動車やアパレルなどさまざまな業界へ広がりを見せる業務形態です。OEMと似たものにODM(Original Design Manufacturing)」やPB(private brand)がありますが、ODMとは製造のみならず商品企画までを受託者側にまかせる手法のこと。一方でPBとは、メーカーは製造のみを担当し、小売店・卸売業者が企画販売するブランドのことです。

正和製菓のOEM

メーカーの挑戦を
後押しするパートナー

40年以上にわたってOEMに特化してきた正和製菓。守秘義務の関係で社名を言えないのが残念なほど、有名企業のOEMを手がけています。また、品質基準が厳しい案件も多いため、国内屈指の技術力や品質管理のノウハウが磨かれてきました。だからこそ多くのメーカー様に安心して、そして信頼してお取引いただけているのだと自負しています。ただ製造を請け負うだけでなく、メーカー様のチャレンジを後押しする存在でいられることも私たちの強み。定番商品を持つメーカー様やお菓子とは関係のない食品メーカー様が季節商品や企画商品のためだけに新たに生産体制を組むのは現実的ではありません。しかし、そんなときも私たちを頼っていただき「よし、試してみよう」と思っていただけることに大きな意義を感じています。

なぜやっているのか

「モノづくり」に集中し
ノウハウを蓄積できるから。

他社ブランドの製造に特化してきた正和製菓。40数年の歴史のなかで幾度となく「自社ブランドはつくらないのか」という声もいただいてきました。たしかにレシピありきの製品などほとんどなくコンセプト段階から考えることが多いため、「しっとり感などの食感、フレーバーの付け方、日持ちするために必要なこと」など、かなりのノウハウがあると自認しています。しかし、ブランドは味が良ければ売れるというものでもなく、マーケティングやプロモーションなどが欠かせません。正和製菓としてはそこに注力するよりも、現時点ではOEMに専念するほうが伸びしろがあると考えています。しかしながら、自社ブランドに挑戦しないというわけではありません。勝算さえ見いだせれば、「食」をテーマにさまざまなことに挑戦していくつもりです。

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